みなさま、こんばんは
雨の日、スーツが濡れるのが大嫌いな
プジョー新横浜のハイドロ部長こと原 なおひとdeゴザイマス。
いやぁ 暑さにはめっぽう強い私ですが、寒さと雨は激弱でゴザイマス。
とくに、ふくらはぎ、ふともも が濡れるとスーツパンツって張付く
ではございませんか? もうアレが大っ嫌い
本日も早朝より雨降りで、駐車場から店舗まで150mくらいですが
ふくらはぎの張付き感を察知してしまったので、あやうくお家に帰ろうと
してしまった次第でございます。
さてさて、本日のお題は「ねこあし」ですね。
上のお写真とはまったく関連ございません。
ちなみに、上の写真は「プジョー306 マキシWRC」
世界選手権に出場するためにプジョーが作ったレーシングカーです
この時代の車って、ステッカーやらデカイ羽が良く似合う♪
話しがソレてしまいましたナ・・・
さて、プジョーと言えば「ねこ足!」と言われるシロモノ
でも、ネコでしょ? ライオンじゃないの?なんの意味?と店舗に居ると1日一回は
ご質問頂く、挨拶みたいのモノです。
さて、この「ねこ足」再確認の意味でちょっと語りましょう・・・・
「ねこ足」って、ホントにお写真の「猫」からきておりますです。
肉球とかまで話は飛ばないのでご安心を・・・
このネコ足、評論家の人たちが語りまくったお題材ですが
語る人によって解釈が変わってしまう困りモノ
当店のお客様達も「ねこ足ってさあ」と千差万別に認識しており
「プジョーのシンボルマークって昔はネコだったんじゃん」くらいの
話しになっており、「おぉ そうですかぁ」としたたかな返答をしてしまう
始末でゴザイマス。
ネコ足の意味と言いますか、ねこ足時代のお車を先にお見せシチャイマスカナ・・・・
ナニ?このクルマ??? こちらも立派なプジョーでゴザイマス。
こちらは「プジョー305」ですね。 この頃のプジョーって大衆色が強くて
み~んな同じ形してますね、でも足回りは「ねこ足・・・」
名車「プジョー406」映画タクシーで爆走してたのがコヤツです
この時代のプジョーデザインは無敵でしたなぁ
日本での「プジョーは青」はこの辺りから発信してます。
フランス車って、ちっさい車ばかり売れてたのですが、この406は
当時のフランス車としては大型車、主力商品でしたよ
アルファ156と対決してました 青VS赤 みたいな構図
コヤツも青! 最強名車「プジョー306」私のブログでもやたら登場するオクルマです。
大きさ・バランス・乗り味 全て持ち合わせてるスンゴイ車
シトロエン売りの私も なぜか乗ってた・・・
意外と406と勘違いされていた元大統領車「プジョー605」けっこうデカイ!
正直、売れなかったんだけど長大なホイールベースからくる「ねこ足」は良いですよ。
国内で500台くらいしか販売してないんじゃないでしょうか・・・
まだまだ、沢山存在するのだけど、この年代の車たちが「ねこ足」だったのですね
もともと「ねこ足」を流行らせたのは このお方です。

自動車評論家の光本さんです。
クルマ好きのオジ様なら皆しっている神様みたいな人
TVKで放映されていた「新車情報」で とんでもない辛口評論をする人で
メーカーの開発者を撮影に呼びつけては、ギロチン落とすようなトークを
バンバンしており、皆さん光本さんの嘘偽りないトークが大好きだったハズです。
「ねこ足」をたとえ話として初めて語ったのが、光本さんと言われております。
光本さんの言う「ねこ足」は下記の流れだと記憶しております。
「ある日、外を歩いてたら屋根つたいにネコが歩いてたんだけど、いきなり
その猫が下の道に飛び降りたんだ、とうぜん着地するんだけど、着地の姿勢が
スッと降りてトンッと着地して何の衝撃もないかのように自然に歩ていくんだよ
フランス車の足回りってネコみたいだよね」
と、表したのが「ねこ足」のスタートと言われてます。
確かに的を得た表し方だなぁと今でも思います。
この話し、まだ続きがあって「着地後、姿勢を崩さずドンッと走り去る」があります。
この後談はあまり有名じゃないですね、なので私がよく使わせて頂いておりますデス。
この光本さんの説明話に輪が広がって色々な評論家が脚色して語っているので
いつのまにか「ねこ足」=「柔い」に変化していきました。
光本さんが言いたかったのは、柔いのではなく、よく動くサスペンションて意味なんですな
ただ柔いのがいいのだったら、昔のV8搭載のアメ車を買うのが一番ですゾ(笑
なんで「ねこ足」なのか?これにはフランスの国土的な問題があったからなんですネ
フランスの大きな町は必ず「城跡」なんです。
なので、町の道路は石畳が多く存在しており、石畳の振動ってホントに大変だから
「ねこ足」みたいなサスペンションが必須になります。
さらに、町から都市に行くには大陸横断が余儀なくされるわけで、都市までの道路は
超高速と呼ばれるアウトバーンを走らなければばならず、ただの柔いサスペンションだと
まっすく走れないので、高速域の走行ではシャキッとする足回りになります。
一粒で2度おいしいみたいなサスペンションがフランス車となります。
私のお見せした「ねこ足車両」達は、分かったけど現代の最新プジョーはどうなの?と
疑問を持たれる方がたくさんいます。
結論から言うと「ねこ足」はもう存在しません。
なんでねこ足ないんだ? つくればいいじゃん!となりまするね
シトロエンの油圧サスみたいに複雑じゃないし、現代にねこ足を作るのは
そんなに難しくはないのです。
ですが理由があって「作らない」なんです。
ドーンと最新鋭車「プジョー308」です。
私は輸入車販売歴そろそろ30年を迎えますが、その経験の中でも
「よい足回り」て、20台もないんじゃないかな?
ですが、先々月大きなマイナーチェンジを受けたプジョーNEW308です。
この308のリヤサスペンションは圧巻デス。
柔いんではなく、ホントに動きます。
三ケタ台のコーナーリングはドイツ勢より優れているんじゃないかな?
曲っていて、ホントに怖くないんです。
そんな素晴らしいサスを持つ308ですが「ねこ足」じゃない
なんで?復活させればいいじゃんッ!て皆言うんだけど
けつろん「無理」なんですねぇ
ちょっとメカメカ話しになるんだけども、現代の車って軽量化が著しく
エンジンはアルミで作られてます。
また、高速性能と対事故対策で強靭なシャーシーで構成されてます。
1990年代の車って、エンジンは鉄で重くシャシーは柔いです。
ネコ足って、90年代の車体に対しては都合がよいのですが、現代の
ハイテク車両に取り付けると真っすぐ走らなかったり、燃費が悪くなったりと
バランスがとれないので使われなくなってしまったんです。
素敵なおじ様たちの語りである「V6 3,000」良かったんだよなぁと同意語です(笑
なので、今後のプジョーは切れ味があるサスペンションを好んで作ると思いますよ。
今では数少ない「ヤンチャ」な車なので、違う意味で希少車です。
「まだまだ枯れないゼ!」って方にはプジョーおススメですな
ちょいと長くなりましたが、「ねこ足」って こんな感じの物語でゴザイマシタ。