皆さん こんにちは
草むらからコンニチハ
504クーペカブリオ・・・・
こんなクーペ見たことない
Peugeot新横浜 ハイドロ部長こと
ハラ 直人 でゴザイマス。
504って、ボンネットあたりが現在の大型プジョー車の
元となるデザインなんですね、以前販売してた508とか
現行の408は、このラウンドボンネットを踏襲しておりますナ
フランス車って、斬新・未来的と言われますが、意外や意外で
強烈に保守的な部分も強くて、ブランドの持つキャラクターは
驚くほど使い続ける感じがしますね。
さてさて、この度のお表題は「サスペンション」でございます。
勝手にハイドロ部長⓶(けつこう深い話し・・・)で触れたんだけど
話しが大きくなってしまうので、「後日語ります・・」の続きですナ
私の考える「車って楽しい」は3つのパーツから構成されます。
⓵シャーシ ⓶サスペンション ⓷エンジン
乗っていて楽しい車って、上の三点がしっかりしてないと
ぜんぜん楽しくない。
楽しいってゲラゲラ笑うだけじゃなくて、妙に感心したり
驚かされたりって部分になりまする。
感覚的なモノでもあるので、表現するのがチョットいい加減になる
「なんかいいんだよなぁ」とか「よく分からないんだけど、手放せない」など
クルマに限らず、そんなモノを少なからず皆さんもお持ちのハズ。
私は車を語るのが商売なので、車を持ち出しますが
必ず言い切れるのは、「シャーシ」「サスペンション」「エンジン」
この三つが個性的かつ理にかなっていないと楽しめないのが車と
なる訳ですナ。
エンジンとサスペンションの相互関係は「勝手にハイドロ部長⓶」で
散々語ったので、除外でゴザイマス。
今日はサスペンション
路面凹凸をサスペンションが吸収してまっすぐ走る装置です。
これがまた面倒なくらい面白い
さて、ど~んなタイプがあるのだろう???
こちらが、現代Peugeotに使われてる「サスペンション方式です」
左側がフロントサスペンション:右側がリヤサスペンション
サスペンションって色んな方式(仕様)があるんです。
いきったハイパワー車には:マルチリンクサスペンション
高級車には:ダブルウィッシュボーンサスペンション
大型FF車には:マクファーソンサスペンション
などなど、ちょこっと絵で説明しちゃおうかな
なんか意味わかない・・・ですなぁ
簡単にいってしまえば、真ん中二つは、棒が沢山動いて
タイヤと路面の設置圧を均等にできる?でいいのかな
例えば、タイヤのグリップ力を高めるとか そんな効能があります
一番「棒」が多いのがマルチリンクなんだけど、これは更に
効能が大きくて、バネの上下動の制限がある取付にはうってつけ
実は、Peugeotのハイブリット4などはバッテリーの関係で
サスペンション(バネ)の長さが取れないのでマルチリンク式を
使っておりますナ。。。
では棒の多いサスペンションが優秀かというとそうでもなく
確かに設置圧とかパワー重視の車には大きな効能がありますが
サスペンションにあれだけ鉄の棒(実際はアルミ)を使っているので
かなり重量があります。
サスペンションって「バネ下加重」と呼ばれるとっても重要なぶぶんでして
ハンドリングに対して強烈に影響がでます。
車輛の足回りから下部分の重量は軽ければ軽いほどコーナリングが素直になり
操作感覚に大きな影響がでちゃう
故に自動車メーカーの永遠のジレンマになる部分なのですよ
また、F1マシンなどは、ダブルウィッシュボーン式で軽さを選んだ結果
大昔から変わっていないようですね。
ちなみに、我らがPeugeotは、フロントサスペンションはストラット式です。
しかもリヤサスペンションは、トーションビーム方式 ちょっとダッサイ感じ・・・
昔から何も変わっていないのが、フランス車です
ですが、すごく理由があってストラット&トーションビームを使ってます。
ちょっとカッコイイ図解ですな
Peugeotサスってまさにこんな感じ
フロントサスペンションには「パワステ」なんかも取りつくので
けっこうゴッツクなります。
前頁で話した「棒」は基本一本と少な目
構造がシンプルでサスペンション中もっもと軽いんです。
しかも構造がシンプルなので相当頑丈に作れます。
Peugeotはハイパワーマシンなども作れるメーカーですが
そんなパワーマシンもストラットです。
メーカー説明会の時にフランスから技術者がきてたから
色々と聞いてみた。
ハイドロ:なんで今更ストラット?
外人 :ナンデストラットイガイヒツヨウ?
ハイドロ:ウチくらいしか使ってないじゃん古いし・・・
外人 :ウチのラリーマシンナンテ60ネンカンストラットダ
ハイドロ:ラリーしないし・・・お金かけないのもったいないから?
外人 :オマエワカッテナイ、フランスハシルノニカルクツクラナイト
サスペンションガスグ二ガタガタにナルネ
ハイドロ:そうなの?
外人 :イシダタミデマルチリンクナンテ ブッコワレルダケダゾ
ハイドロ:そういやフランス車って、サス抜けとかもないなあ 頑丈一辺倒だ
外人 :セカイジュウノクルマヨリフランスシャハガンジョウダ
結果そうだと分かるのに数年必要だったけど、確かに理にかなってるし
フランス車のハンドリングの素直さってある意味驚異的
あれは、足回りの軽さから来ているし、しかも変摩耗したタイヤを見たことない
普通、前輪駆動車ってタイヤの外側が「片減り」します。
構造上の問題ですが、フランス車って片減り本当にすくない。
恐らくバネとダンパーとストラットのセッティングが絶妙なんでしょうね
この辺りは職人芸に近い話だと思いますナ。。。

こちらは、Peugeotに使われるリヤサスペンションです。
トーションビーム方式と呼ばれる小型前輪駆動車のリヤサスに
搭載されるケースが多いタイプですね。
後ろのサスペンションは一本の棒で稼働します。
クルマって、独立懸架って呼ばれる4輪別々に動くのが理想的
このトーションビームは左右繋がった「一本の棒」にタイヤが左右に
くっついてくるので、微細な動きはできません。
この方式もすご~く昔から使ってる方式で「相変わらず・・・」と
思っておりますが、やはり「軽く・頑丈」が売りのサスペンション方式です。
ただ、これも前項と同じで「軽さ」が一番重要になってくる・・・
前輪駆動なので前側さえキッチリ作れば後ろに求められるのはホントに軽さなんですナ
ジムカーナみたいな本格タイトコーナーを曲がるような過激な走りをしたときは
流石に後輪片側が路面から離れちゃうけど、いろは坂程度の急カーブなら問題なし
むしろ、フランス車のサスペンションダンパーって特殊な作り込みをしてくるから
タイヤが浮くことはとっても少ない。
実話ですが、私は前職のシトロエンに在籍中、前社がレース関連の会社だったこともあり
サーキットを貸し切りでお客様を呼んではイベントをよく開催してました。
当時208と同じフレームのDS3ユーザーをおもてなしで呼びました。
デッカイ会場で ス〇キのスイ〇トをキリキリにチューニングしたマシンと
混同でジムカーナを行いました。
こちらはノーマルもしくは少しだけチューニングしたDS3で勝負するわけですが
コーナーコーンを急激にハンドルめいいっぱい回して回るのですが、スイ〇トは
後輪1輪が浮きますが、DS3は全然浮かずに綺麗に回り切ります。
むろんサスセッティングの違いはありますが、あれにはビックリ!
スイ〇トレーサー連中も驚いてましたナ。
トーションバーサスペンションでもダンパーセッティングでどうにでも
なるのですね。
前項の外人が言ってた話は このことだったんですね。
私は国産車・ドイツ車・イギリス車を渡り歩きました。
それなりに車の良し悪しは分かるつもりなんだけど、その中でも
フランス車のサスペンションの理念や概念ってホントに素晴らしい。
サスペンションを固くするだけが正義じゃないと知りました。
ハンドリングが素直な車ってホントに少ないんだけど、ウチの車は
とても素直な車種が多い
乗ってて「たのあしいなぁ」って思える数少ない車ですナ。
かなりコアで長文になったけど、玄人好みのブログセッティングなのでご容赦を・・・
お次は何を書きますやら